ズームアップ育児!毎日びっくり生活特集の時事

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生活保護受給者に対する社会的な負担の可否

生活保護費の不正受給が最近多く報道されています。
生活保護の条件変更や、金額を下げることが毎年のように検討されています。
税の無駄使いを減らすためと、一見、もっともらしい意見に見えますが、論理的な落ち度があります。

犯罪者は、どのようにして生まれるのでしょうか?
たいていの場合は、生活の困窮、仕事の不安定が理由です。
犯罪者は、警察に捕まると刑務所に入ります。
刑務所では、安全な住処を与えられ、食事を与えられ、病気の時には、必ず医者にかかることができます。
犯罪者は、家賃も食費も負担はなしです。月額、20万円以上の税金かかっているとのことです。
中国人の犯罪者は、日本の刑務所は、とても居心地の良い所だと言っています。本国でのもともとの生活より楽なのだそうです。
税金を無駄に使わないことを考えれば、犯罪者を増やし、刑務所に入る人を増やすより、生活保護者を増やしたほうが得なのです。
似た事例は他にもあります。
国家予算の使いみちでいつも問題に上がるのが、道路や箱物(建物)への支出です。
不要な道路や建物に血税を使わない、一見もっともな意見です。
しかし、土木建築事業に働く人々、日雇い労働者は、その予算により、日々の生活が安定しているのです。
生活保護費を払うより、何か役立つものを作らせたほうが意義があるのです。
極論ではありますが、それらの予算をゼロにし、彼らに不安定な生活を彼らに強いると、生活するために何かの犯罪を犯すことになるのです。
結局、生活に不安定な人、貧困者、など社会的弱者に対しては、社会全体で何らかの負担が必要なのです。
一億層活躍社会、貧困者を作らない政治は賛成ですが、なかなかうまくは行きません。
貧困者(社会的弱者)に対する費用をケチったり、その場の損得で払わなかったりすれば、更に大きな費用を善良な市民が払うことになるのです。
世界とテロも同様です。中東では、仕事のない貧困な人々が、愛する家族との生活を続けるために続々とテロ組織に就職しています。
テロ組織と、それにより生まれる難民は、世界経済に対して大きな費用負担と危険を与えています。
「高級外車に乗っている」たれ込みきっかけ 生活保護費の不正受給容疑、46歳アルバイトを逮捕  - 産経WEST